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最奥地
ナナ「ハァハァ…クッ!」
氷の線がナナに向かってくるのを避ける
ナナの状態は最悪。右手は凍傷で使えない腹部は打撲であばら骨が折れた
ナナ(何で…何で私はただイャンクックを狩りにきただけなのに…何であんなのが居るのよ)
先ほどのイャンクックより数十倍でかい飛竜がナナに突っ込んでくる
ナナ(もう…動けない)
目を閉じ死を覚悟する
しかしナナに飛竜の突進は当たる事は無かった
ナナ(あれ?)
目を開けた瞬間、目の前の光景に驚いた
巨大な飛竜の上に空間が割れるように瞳が飛び出し飛竜の身体を縛っている
グレード「……見つけたぞ」
人間では無い瞳で巨大な飛竜ウカムルパスを睨み歩く俺。ナナはそれを見て
ナナ(…なに…よ…あれは!)
畏怖をした
グレード「LastEnd(最後の終わり)だ…楽しめウカムよ」
空間の瞳が赤く染まる。それと同時にウカムルパスの身体から赤い電気が流れ始めた
ん?…おかしいな……一瞬で終わるはずなのだが
一撃必殺を放ったはずだったが、ウカムルパスは死なないどころかウカムの身体が変化し始めた
グォォォォォォォ!?
なにやら物凄く気持ち良さそうな叫びを上げ人の身体の形になり倒れた
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