始まりの朝

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10分後   鍛冶屋「出来たぜ…嬢ちゃん…ちょっと来てくれ」   奥から鍛冶屋の声が聞こえた   グレード「いってきな」   黒姫「うーうー」   俺の服を引っ張る   一緒に来てほしいらしい   仕方なく俺も付いて行く   鍛冶屋「……英雄も思春期なのか?」   ドゴォン   机を粉砕   グレード「……何か言ったか?」   鍛冶屋「なんでもねぇ…嬢ちゃんこれを着な」   鉄とかで出来た防具では、無くゴスロリな動きやすい黒のドレスを黒姫に渡す   黒姫「うーうー…うー」   生まれて間もない黒姫には恥ずかしさもなく服を脱ぐ   鍛冶屋「!」   目を逸らした。黒姫は着る事が出来ないのでウルウルした瞳で俺を見た   グレード「……ハァ」   渋々黒姫を着させる。   何か凄い視線で俺を見る鍛冶屋   あぁ…噂になるな   黒姫「うーうー♪」   着終わり黒姫は俺の背中に飛び付いた   グレード「……すまんな」   鍛冶屋に呟く   鍛冶屋「まぁ仕方ないさ…さて…嬢ちゃんの武器だ」   黒い太刀を黒姫に差し出す   俺の背中に居る黒姫は受け取った   グレード「じゃあな」   村長に向かう俺と黒姫
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