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『…やめて。…やめて!』
僕は紗恵の声で紗恵を放した。
『ごめ…ん。』
『何やってるんだろー…本当ごめん。嫌だよな、こんな男にさ。…ホントごめん。』
『違うのッ。成瀬クンだから嫌なんじゃないの。今は、今はそうゆうこと、まだ無理。』
『そうだよな。ごめん。じゃ、僕そろそろ帰るわ。…紗恵ッ!』
『ん?何?』
『─なんでもないっ。紗恵も早く帰れよ。』
『うん。バイバイ』
『なんか話したいことあるならメールくれればいいから。』
『えっ??ありがとねーなんかあったらメールするッ』
僕はさっきのことを考えながら家へと急いだ。
なんであんなことしちゃったんだろう。
気まずいだけじゃんか。
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