第二話

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こうなると巧に近付く事は出来ない。 抜刀タイミングが前は見抜けなく苦戦していた。 今巧の斬撃が遅く感じられる。 だが油断は出来ない。 此処まで来て油断をして負ける訳に行かない。 『来ないならこっちから行く』 巧はすりあしで琢磨に近付いて来た。 『引いては何も出来ない』 琢磨は巧に近付いた。 巧は刀を抜刀し、斬撃を放った。 これも少し遅く感じられた。 だが十分早いな。 琢磨は刀で受けた。 琢磨は蹴りを繰り出した。 『琢磨の蹴りは見飽きた』 巧は刀で弾くと同時に蹴りを琢磨に与えた。
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