第二話

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『何を気にする? 俺はそんな事は気にしない』 『そうか。 巧の親父も道場を?』 『ああ。 だがあまり人気がなく、借金だけになって道場を売ってなんとか返す事ができたのだがな』 まあ普通こういう時は話しを反らすものだ。 しかし琢磨は鈍感と言うかがさつと言うかな。 まあそこが琢磨のいい所?なのか。 『そうか。 なんで親父の道場は人気あるんだろうな』 『琢磨の親父さんに憧れを持っているからだろ? 琢磨の親父さんは強いし、何より人を引き付ける何かを持っているんだろ?』
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