221人が本棚に入れています
本棚に追加
/472ページ
『坊ちゃんが高嶺に勝ちました。
見込みよりも早く成長しています』
『そうか。
用件はそれだけか』
刀作りに真剣らしい。
『そうです。
では刀作り頑張って下さい』
蓮はドアを開け出て行く。
『琢磨も成長したか。
俺を越える日は近いかもな』
剛は刀作りに没頭していた。
剛は刀を叩く音だけが響き渡っていた。
『待っていろ。
凄いのを完成させてやる』
この刀はとある者為に作っている。
これはプレゼントみたいなものだ。
気恥ずかしいが、その者には新たな刀も必要だろう。
最初のコメントを投稿しよう!