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琢磨と蓮は琢磨の部屋にいた。
『これは全部急所は外れていますね』
『まあ外していたと言った方が正しいのだがな』
蓮は琢磨の傷を消毒していた。
『まあそれを見抜いて凌いでいたのでしょ?
弱い者なら見抜けずやられるだけですよ』
『そうか。
あの武器の動きが見抜けなかった。
どうすれば見抜けるのかな?』
琢磨は考え込んだ。
『あの女の武器ならひたすら動きを見る事ですね。
あの手の武器は手の動き、刀身の長さにより動きがわかったりしますよ』
消毒が終わり、包帯を巻いていた。
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