第三話

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『二刀流にしろって事か。 此処に二刀流使いはいないからな。 自己流になってしまうとな』 『そこは心配するな。 二刀流使いの知り合いがいる。 俺のライバルの神藤力に頼む』 琢磨はハッと言う顔をしていた。 『ライバルで他の道場に教えをこうのはどうかな?』 『いいだよ。 他の道場の前にあいつとは親友だ。 だから大丈夫だと思う』 『親父がいいってならいいんだけどな』 琢磨はため息をついた。 親父のライバルって事はかなり強いんだよな。 僕のまだ付け焼き刃の二刀流を見てがっかりしないといいけどな。 それこそ親父の道場に泥を塗る行為だよ。
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