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『二刀流にしろって事か。
此処に二刀流使いはいないからな。
自己流になってしまうとな』
『そこは心配するな。
二刀流使いの知り合いがいる。
俺のライバルの神藤力に頼む』
琢磨はハッと言う顔をしていた。
『ライバルで他の道場に教えをこうのはどうかな?』
『いいだよ。
他の道場の前にあいつとは親友だ。
だから大丈夫だと思う』
『親父がいいってならいいんだけどな』
琢磨はため息をついた。
親父のライバルって事はかなり強いんだよな。
僕のまだ付け焼き刃の二刀流を見てがっかりしないといいけどな。
それこそ親父の道場に泥を塗る行為だよ。
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