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琢磨は神藤流の道場に向かっていた。
神藤流の道場主は許したのか。
本当にあの二人は仲が良かったのか。
ライバルと言えばぶつかり合う仲だから、と考えたのにな。
あいつに顔を合わせないとならない。
まだあいつに勝てない。
だから次に会う時は戦う時と覚悟を決めていたのにな。
親父いわくせっかく教えて貰うのに相手方から来て貰うのは失礼だと親父に言われた。
だからって他の道場に行くってのもな。
だって一応僕は神威流の道場主の息子なのに。
まあ親父も道場主も許してくれたのだからいいのかな？
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