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『別に大丈夫だ。
盗んで得にするものはないからな』
『そうなのか。
まあこっちにも特別ないがな』
『まあそんな事より中庭に向かおう。
そこで二刀流の鍛練をつけてやる』
力は歩き出した。
鍛練は力の後を歩いた。
だってこっちの地理はまったくわからないからだ。
案内されない限りどこに何があるかがわからない。
まあ僕はあまり方向感覚はよくない。
流石に此処で迷うって事はない。
此処に来るにも迷いそうになった。
散歩コースではなかったし、口で聞いただけでは中々わからない。
人に聞いて初めてわかったぐらいだ。
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