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『なんでもない。
ではいくぞ』
力は歩き出して、その後に琢磨は続いて歩いた。
『何なのよ』
美佐も歩き出した。
『此処だ』
力は中庭に続くドアを開けた。
敷地の広い庭がそこにはあった。
『広いな。
うちにもあったが、こんな場所はなかったな』
琢磨は中庭に入り周りを見渡した。
そこには少し離れた場所に椅子、噴水等があった。
『時間がもったえない。刀を構えなさい』
力は腰にさしていた二本の刀を引き抜いて構えた。
『わかった』
琢磨も二振りの刀を構えた。
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