恋愛失希

あの日から描いてきた
恋は終わった。

二人で歩いて来た
この道の続きを壊した
その恨むべき闇の手は
僕の手だった。

与えた言葉は苦に変わり
君を苦しめる悪夢
そうだよその最悪の悪夢の名は”裏切り”

それなのになんで君は
溢れるモノを抑えて

僕にくれた精一杯の愛
に苦しさを見たよ？

暖かくそして優しく
切なくて虚しくて

君の心が見えすぎて僕の足はたった一歩も踏みだせずにいた

僕が自ら切り出した言葉は僕の前すらも黒に染め

歩く道は隠れ僕は僕の道を手探りして探す

あれから日々は確実に
流れて取り戻す僕の後ろでもがく君の姿を
見ていたよ？

振り返る事は出来ない
そう気付き進んでいる
僕は
君を僕の中に映すことを辞めるよ？

繋いだ最後の電話の
奥から聞こえた

そのほとんどは何かと抜けてる僕のための言葉

掠れつつ震えつつ
途切れとぎれの声

一生懸命伝えてくれた
君のあの送りの言葉を
無駄にはしないよ？？

少しずつでも確実に僕は行くよ一歩前え前に

足を出して進み僕は見るよ？自分だけのための道

僕は行くよただひたすらに自分が信じる方へ

後悔してもしなくても
正解なんてないでしょ？

結ばれて解かれて
失がみえ希が見える

恋愛と名札をつけたこの迷路で僕が守るべき人と出会うよ

迷いながらさ迷いながら試行錯誤して光を目に映し

それを心に映し目指し走り突き進むんだ

ぶつけ固め合っても先が見えぬと離れそうになっても

支え合い生きてゆけるそんな未来のために歌おう

過去は流れ未来に進むための現在を

僕は強くまた一歩
ここで踏み出す

未来のために
踏み出しただろう