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桜満開の出会いの季節、いつもどおりの朝を迎えた。
制服に着替えて外へでた
えっと、俺はー白崎武
今年からこの高校に入学する事になった。
がらん
「なんだ、白崎かよ」
一番先に声を発したのは、類友かと思われる、俺の友達松本祐介
「あ?何だよ」
「いやさぁ今日転校生くるじゃん」
「そうだっけ」
そうだった、今日は転校生が来る日だ多分クラスはこのクラスじゃないはず・・・・
「そうだったな」
「そうだよ一緒に見に行こうって言ったじゃん」
これが・・・そいつとの出会いの最初となった
がららん
「やっべ正公だ逃げろ」
正公・・・俺らの担任の教師だ
鈴木正彦が本名だっけ、ちなみに体育教師で進路指導の教師だ俺たちにとってはまさに敵みたいな教師だな
「なんだ、松本今何かいったか?」
と、鈴木体育教師
「あ、こいつ今度から生活態度がらっと変えるっていってたぜ、この時間帯から学校いるのもその第一歩だとさ」
「え゛っ」
祐介の太い声が聞こえる
「な、なに?お前熱でもあるんじゃあないのか?保健室まで連れて行ってやる」
「ああ、あはははーおかしいなー僕ばっちり元気なんだけどなー」
「ほら!つべこべ言ってないで来い!」
「んぎゃああああ」祐介・・・悪く思うな。
これでHRサボれるぞ!
「さてと」
やる事がなくなった俺はあてもなく歩き出した
女子生徒の会話がふと耳に入った
「転校生女の子だってー」
「もう私みたよーちょーかわいいいいいい女神様だよお」
転校生は女か
女神様の顔でも拝みに行ってやるかな
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