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一方その頃、かごめと弥勒は御神木近くの花畑に来ていた
いろいろな花が咲いていてあちこちに蝶々も飛んでいる
「犬夜叉もう帰って来てるかな?」
その場に腰をおろし、近くの花をいじりながらかごめは話しだす
「もう帰って来てるでしょ今ごろ必死に我々を追いかけて来てるんじゃないですか?」
「あははっ。でも犬夜叉本当に焼きもちやいてくれるのかな?」
「大丈夫ですよ、私に任せてください♪」
弥勒が犬夜叉を騙す為に考えた案……それは弥勒がかごめに告白し抱きしめた所をわざと犬夜叉に見せ嫉妬させる……というものだ
「あっ……!」
ふと自分達がやってきた方の道を見ると、はっきりとは見えないものの遠くの方に緋色が見えた
「かごめ様……」
グィッ
弥勒がかごめの肩を掴み、向き合う形にする
(うわぁー、作戦と分かってても緊張するよ///)
「実は、初めて会った時から……かごめ様の事が好きでした」
少し大声で言うと、弥勒はかごめを抱きしめた
「弥勒様………」
作戦とはいえ異性に抱きしめられる事がめったにないかごめは、頬を真っ赤に染める
グィッ!
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