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第一章 始まり
｢こんばんわ～!!
今ヒマ？俺達とｶﾗｵｹでも行かない?｣
｢えりかどうする?めちゃめちゃかっこいいよ｡やだ?｣
｢別にどっちでもいいよ｡｣
この適当に返事してるのが私､
佐藤 絵里花｡15歳
平凡で何処にでも居そうな名前が大嫌い｡
本当なら受験勉強している年かな？
もちろん私は勉強なんてしない､
高校に行く気もまったくない｡
ただ遊ぶ事が楽しくて毎日学校にも行かずふらふらしている｡
で､さっきからいい男にナンパされて浮かれているのが､
ちょっと軽い所はあるけど実は凄くやさしくて頼りがいがある親友の千夏(ちか)
ついでにしっかり者の為､私と同じ様に遊んでいるが､すでに高校は決まってる｡
｢んじゃあ､えりかちゃん行こうかぁ～
ちなみに俺は和哉であっちにいるのが直輝よろしくね｡｣
どうやらｶﾗｵｹは､行く事になったみたい｡
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