0人が本棚に入れています
本棚に追加
/37ページ
「先輩きたみたい。
ちょっと外見て来るわ!」
「はいよ~!」
っていうか25才の先輩って何才だよ。
いい年こいてまだ飲みなんかに来るのかよ。
なんて1人で思ってたら。
「おまたせ~、先輩の太陽さんです。」
「隣いい?」
「あ、はいどうぞ。」
この時、私はいままで味わった事のない感覚に襲われた。
そうきっとこれは、一目惚れってやつ。
そんな物、 絶対ないって思ってたこの時までは。
彼の名前は、沢口 太陽。
少し無口に見えたが、
なんか独特な雰囲気を持った人だった。
年は27才らしいがまったく見えない。
このあと何を話したかはぜんぜん覚えていない。ただ彼と番号を交換してまた会う約束をしその日は家まで送ってもらった。
最初のコメントを投稿しよう!