第3話「更なる真の目覚め」

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右肩を直撃され焼け貫かれた肩を押さえる煉獄に虚空は 「見たか煉獄!!我々の融合奥義(黒龍光一砲(こくりゅうこういっぽう))を!」 煉獄はよろけながらも笑い…… 「おもしれぇ、おもしれぇよお前達!!久しぶりに出てきた甲斐があるってもんだぜ!だがまだ2人がかりでないと勝てないみたいだな!俺に傷を負わせた褒美に一ついい事を教えてやる!俺達、魔神はアスを筆頭に全員復活してるからな!後はカオス様だけよ!阻止したいなら早く魔界に来る事だな!だがな…魔界なら俺達魔神は120%の力が出せるから覚悟して来な!じゃあまたな!!」 そう言って炎と共に煉獄は消えていった。そして光尊は 「あの野郎が言った事がマジなら1日も早く仲間を揃えないとな!そして魔界に嫌でも行かないとな!」 しかし虚空が 「光尊殿、わがままを言って申し訳ありませんが一度私は鍛えに行きたいのですがよろしいでしょうか!?」 光尊が 「あの野郎に一人で勝ちたいんだな?」 虚空は 「はい。この目覚めた“義”の力を完全にさせ、今度こそ我が炎で煉獄を焼き払います!」 光尊は少し考えたが 「分かった…行って来い!だが20日間だけだ!しっかり修行して戻ってこい!」 虚空は 「かたじけない!」 その時大地が 「虚空、その修行俺も付き合わせてくれ!」 光尊と嵐は驚き嵐が 「アンタ何考えてんの!?何があるか分からないのよ?」 大地は 「だからこそなんだよ!俺はまだ真の力に目覚めてない!ハッキリ言って足手まといだ!お前達の力になる為に修行に出たいんだ!虚空は俺に似た感じがするから一緒に修行すれば必ず目覚めるはず!」 その目に光尊も嵐も推され 「分かった!だが適当な修行してたら分かってんな?承知しねぇからな!」 大地は 「分かってら!絶対に強くなって帰って来るぜ!!」 嵐の方を向き… 「行って来るから少しだけ待っててくれ!」 その時、富嶽の蹴りが再び大地の脇腹を襲い 「昼メロしてんじゃねぇ馬鹿息子、早く行け!!」 脇腹を押さえながら 「糞親父!一応俺は聖龍士だぞ!行って来るぜ!」 虚空と共に大地は修行に旅立った。 光尊は 「滅、取り敢えず俺は自分の力を安定させたいから嵐の力を目覚めさせる手伝いをしてやってくれ。」 滅暗も 「分かった。お前もしっかりな!」 嵐も 「あたしも皆に負けないからね!」 そう言って修行を開始した。 →TO BE CONTINUED…
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