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「テメェには覚醒させてくれた御礼だ!この技で魂に幕を下ろしな!」
そういうと光尊は龍神気を纏った大蛇を四方に振り気の玉を置き
「四神集いて我が刃となり邪なる者を無に帰したまえ!《奥義 天覇龍王斬!!》」
その時気の玉が全て光尊の目の前で混じりその気を纏って光尊が大蛇を振り下ろした瞬間四聖獣(朱雀、白虎、玄武、青龍)が現れ魔族は一瞬で塵となった。
そして光尊は老人の元へ行き
「オイ、玄爺!しっかりしろ!すぐに手当てしてやるからよ!」
だが玄爺は光尊の手をとり首を横に振り
「もうよい、ワシはあなたが目覚めてくれればいいのだ。しかも久しぶりにその名で呼んでくれたな。だがワシはあなたの本当の祖父ではない。あなたはワシの息子が運命より出会って育てた子なのだ。大地、そなたも同じくそなたの父が運命により出会ったのだ。」
その時だった。今度は空から両腕が凄まじい太さの魔族が降りてきた。光尊が立ち上がろうとした時、大地が制止して前に出た。
光尊は
「バカ!まだ覚醒してないお前じゃ奴の相手は無理だ!俺に変われ!」
だが大地は
「バ~カ!誰に物言ってんだよ!テメェが勝てて俺が勝てねぇ訳ねぇだろうが!」
そう言ったと同時に魔族は大地に拳を放った。何と大地は片手で受け止め…!
「光尊、聖龍士は頭の目覚めに従って目覚めてくって知ってたか?」
そう言った時、何と大地の両目にも龍が宿った。そして大地は
「今こそ我が両腕に宿れ!!《我威亜(がいあ)》」
そう言った時大地の両腕に石や土がまとわりついて光った時大地の両腕には手甲が装着されてた。
「こいつが俺の武器だ!いくぜ化け物よ!」
そういうと大地は何年も聖龍士だったかのように魔族と戦い始めた。
大地の戦いを見てた光尊を見て玄爺は
「光尊よ、お前はもう気付いているだろうが聖龍士は受け継がれるもの。そしてその際戦いの遺伝子も継がれるのだ。だから大地はかなり戦い方を熟知し始めておるのだ。」
確かに玄爺の言う通り大地の戦いは何年も聖龍士であるかのような戦い方であった。そして魔族がよろめいた時だった。大地は我威亜に龍神気を込めて…
「受けやがれ、大地の怒り!!《グランドクロス!!》」
そう言って大地が地面を殴った瞬間、魔族を中心に地面が十字に割れて魔族が吸い込まれ十字が閉じた瞬間地面から業火が出て魔族は二度と出て来なかった。そして大地も玄爺の元へ…。
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