第六話 買い物と彼女

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ずっと立ち止まりながらもいろいろと目を通しているらしき彼女。 まぁそれも少しの間だった。 彼女はしばらくすると彼女はゆっくりと足を進ませる。 そう、ゆっくり、ゆっくりと……。 ……あ、ちなみに、ここの売り場は広い造りで、下着コーナー的なところもまぁまぁ広い。 一応主婦様方が見るだけでも楽しめそうな感じ。 立ち止まってちゃ全部は見切れないな。 俺は、ゆっくりと進む彼女のあとを、これまたスローペースな感じでついていった。 ……うん、自由な感じの何にも縛られない彼女。……これもまた乙なものだ。 今度草原で思いっきり遊んでみよう。 ……てか話は若干ズレるのだが…、 こうやって彼女のあとを追っている?のだが、やっぱり女性用下着売り場に俺みたいな男がいると…うん、 他の人の視線が気になる。痛いほど気になる。 ……よし、話を戻そう。 彼女は、今はゆったりとしたペースで歩いているが、途中、一度だけ立ち止まった。 ちなみにそこにあったのは薄い水色のシンプルな下着。 男な俺にとっては、イメージ的には青系統はクールな感じがする。 まぁ…彼女のカラーの好みが何色かはしらないのだが…、 今度聞いておこう。 とにかく今は水色は彼女の好きなカラーとして受け取っておこう。  
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