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……ってわけで軽く時間が経ったわけだ。
俺もかなりの服を見させてもらった。まぁすぐに飽きちまったけどな。
だからさっきも言ったとおりベンチに座ってたわけなんだな。
そして彼女はというと……はははは…。
まだ見ているらしい。なんていうかもう…目が輝きに輝いている。
でもまぁいつも通りスローペースだけどな。
さて、そろそろ切り上げるか。なにより…ベンチですることがなさすぎる。
てかそろそろネトゲギャルゲetc..でもしたいんですけど~。
「棗~、マジでそろそろ決まったか~?」
「………もー少しー…」
俺の顔を見ずに言われた~。服に集中してて、俺、構ってくれなかった。
…しょうがない。俺も彼女には頭があがらない。まぁどちらかというと…あげたくない。
「あとちょっとな?」
「……………うん…」
ふう……本当全く…こういうところのベンチって凄く硬いんだぞ…はぁ…。
………あ、え?…なんか俺、凄い重要なこと忘れてるよね?
今二人の親密度UP的なフラグ的なやつがあったよね?
聞き間違いじゃなければ返事をしてくれたような気がしたよな……。
はぁ…三日目にして、やっと二人の関係親密度UPか?
……とりあえず今の気分ならもう少し待ってられるな。
早いとこベンチ行こう。
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