第六話 買い物と彼女

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……毎回思うんだが、ページとはやっぱり便利なものだな。何て言うか話を若干変え……おっと、こっちの話。 さて、待つこと数分。先にドリンクバーのコップがきたのだが、俺的にはそんなことは後回しでいいのでとりあえず睨めっこ。 あ、笑ったら負けというルールはなしで。 しばらくすると、頼んだ二品を店員が運んできた。 フレンチトーストとあんみつだ。 まぁこれでテーブルには二品並べられたわけだから、店員に勝手に下げられるということはないだろう。 よし、それじゃ俺、ドリンクバー行ってくる。 「ちょっと座っててな。あ、食べてていいから」 「……………こくっ…」 棗を席に放置?し、俺はドリンクバーの置いてあるところに向かった。 あとで棗に行かせてみよう。 ……そういえばドリンクバーってさ。一種類だけで飲むよりも、混ぜるからこその楽しみがあると思うのは俺だけであろうか。 例えば、オレンジジュースとカルピスを1:1とか。あれは普通にいけるな。 他にもメロンソーダとカルピスを同じく1:1とかな。 全部混ぜるとか一度はやったことがあると思うが…あれは一種の挑戦だな。 俺はそれ+お茶類もやってみたことがある。 感想?……炭酸に変な味わいがあった…気がしなくもない。とりあえずオススメはしない。 さて、話を戻そう。 俺のと彼女のコップは今、俺の手の中にある。 まぁ俺のはカルピスメロン(今は勝手にそう言わせてもらおう)にするとして…まぁ彼女のは…カルピスオレンジ(同じく)とかでいいだろう。 やっぱここは俺の好きな混ぜジュースでいかないとな。 とりあえず俺は両コップにそれを注ぎ、座っていた席に戻った。 彼女がこれにどうくるかが若干の問題だな。  
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