第六話 買い物と彼女

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…さて、風呂上がりだ。 風呂は前に説明したよな?面倒なので省かせてもらおう。 適当に寝間着を着て、リビングにいく。 ……やっぱり彼女は寝ている。もうそれはそれは本当にすやすやと。 見ているだけで心が安らぐよ。いや、マジで。 さて、そんな彼女を起こすのは俺として、紳士として気が引ける。 今は寝かせてあげるのが漢としての優しさだろう、うん。 今俺、とてもいいこと言いました。 ……かなり話は変わるが…そういえば俺、棗が来てから、録画してたアニメ、あんまり見てないよな? この際だからたまってる分、全部見ちまうかな。 そういえばリビングのTVに録画DVD入れっぱなしだし。調度いいよな。 俺はもういつものようにテーブルの下に落ちているリモコンを拾い、TVをつけると、いち早くアニメ録画済みのDVDを起動する。 あ、TV観戦用のポップコーン忘れた。 さらにはファンタも忘れた。 ……まぁいいけどさ。 なくても充分楽しめるさ。 こういざアニメを見るとなると眠気ってどっかにいっちまうものだな。 さっきまで眠かったのはどこへ行ったのやら。 風呂って恐ろしいな。何故人間は風呂とか入ると目が醒めるんだろうな? まぁ今の俺にはそんな知識は必要ないけどな。  
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