第七話 生徒会と俺

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………支度もだいたい出来た。もちろん洗面所での支度~や、お着替えもだ。 あと残るは…棗を起こすぐらいだな。 今朝1番のイベントだよ。 つーわけで俺は二階へと向かった。 というわけで俺の部屋…にいるのだが、…いや、俺も寝顔フラグを期待したよ? …現実は寝起き顔フラグだったわけだ。 目がなんというか…開いていない。目を開かないまま伸びまでしてるし。前に伸びるバージョンだ。なんとも猫らしい。 とりあえず俺的には寝顔が見たかったのだが…。まぁいいとしよう。 「……おはよ」 「…………こくっ…」 まぁ返答だけしてくれただけ嬉しいもんだ。 ……おはようといってもらった方が更に嬉しいんだけどな。 「それじゃ今日も行ってくるからな。……散歩は帽子被って尻尾隠してならいいから。ご飯はテーブルにあるからな」 「…………こくっ…」 いってらっしゃいって言ってほしい俺でありました。 ……そのうち言ってくれるよな? まぁここにずっといたいんだけどな…学校という鎖があるわけだ。 やだね、義務教育ってのは……。 はぁ…毎日の憂鬱だ。  
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