第七話 生徒会と俺

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…そんで、やっとトランプタワー三段目に取り掛かったそのときだ。 「お待たせ~。ちょっと印刷が遅れてさ~。待ったか?」 今教室に入ってきたのは会長だ。 ……はい。意外と小説の中では珍しく生徒会長としてのキャラが薄い奴がきました。 生徒会長とでも呼んでおこうか。ちなみに彼は男の子ですよ。 そんでついでに扉の奥からやってきたと思われるチビ先。 …はっはっは、 …小さすぎて見えなかったよ。 さて、そんなチビ先のことはどうでもいい。今は、何故今日ここに集められたか…だ。 運動会?…そんなことはわかっている。 そんなのは実行委員がやればいいんだ。 生徒会のすることではないだろう、糞ったれめ。 べ、別に怒っているわけじゃない。扉を開いた衝撃と微風でタワーが崩れたことにはなーんにも嫉妬していないのであしからず。 「………で?今日集めた理由は?運動会なんて実行委員に任せりゃいいだろ?」 自分で思った言葉。そのまま会長にぶつけさせていただきました。 「今日生徒会を集め「そんな前ふりはどうでもいい。さっさと」 どーせ、『今日生徒会を集めたのは他でもない』とか言いたかったんだろうな。 ネタ殺し?…何それ?食べれるの? やられていやのことは人にするな? じゃあその言葉、そっくりそのまま返してあげよう。 注意されたくなかったら人に注意するな。 あはは~、僕は作者という権限を使ってるだけなんだよ~♪  
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