第七話 生徒会と俺

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……でもなんでだ?また今年からなんて。 「あれじゃない?受験とか控えててもさ~、運動会とかで思い出作らせたいんじゃなーい?」 続いてナイスフォローだパー娘。お前には戸棚の中で見つけた牡丹餅をやろう。 とりあえずこの一言でチビ先以外の皆が歓喜の声をあげた。 ……もちのこと俺もだ。だってさぁ~…大変そうじゃん?運動会の準備って。 前々から準備するじゃん? 時間無くなるじゃん? 棗と戯れなくなるじゃん。 そうなったら大変だ。 てか…俺もこの生徒会に含めて…なのだが、 本当にこの生徒会大丈夫だよな? まぁこんな生徒会でも、一切苦情とかきてないから大丈夫だとは思うんだけど……うん。 …てか…、あ、結構重要なこと忘れてた。 ……今日呼び出した理由って…これだけか? 「…なぁ会長。…今日呼び出されたのって…これだけか?」 素直に疑問をぶつけてみました。 「……多分。なぁ先生?これだけ?」 ……会長。やんわりと隣に回すな。 そんでもってチビ先。素直に頷くな。 「よぉしみんな。部活行っていいぞ~」 ……もう黙れお前。何が行っていいぞ~だ。お前が職員室帰っていいぞ~だし、全く。 …えー、ということで、ばらばらに部活に向かった一同なのだが…。 ……うん、ネッシー以外。 「…部活行かずに画像集めしててもいいよな?」 ……赤い彗星専用戦闘機とか見てないで部活行きなさい。 てか…そのパソコン、学校の物です。あんたのじゃありません。 ………とツッコミを入れたいのだが…。 …まぁいいか。 と納得してしまう俺。 ええ、心の器が大きいんですよ。 ちっちゃいことーは気にしな~い♪ それ、わかち(ry ………部活行こっと。  
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