第八話 アニメと彼女

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さて、あれから大分時間が経った。 …今の時間、昨日までの彼女はそろそろ眠たくなる時間だ。 ……なんか俺は目が醒めまくっている。 寝れそうにないな。 でもまぁ…とりあえず…まだ彼女の目は、いや、行動からしてみても眠そうではないと思う。 いまだにテレビに目がいってるし。 視力とか悪くならないのか? 俺なんて眼鏡しろって言われてるけど、なんかプライドが許せないからつけてないし。 もちろん授業中も。つける意欲が全く沸かない。 部活にも邪魔だしな。 …もちろんのこと、彼女に眼鏡属性があったら話は別なのだが。 ……ん?あれ?いつから眼鏡属性の話になったんだ? …テレビの話から…よくもまぁここまで繋がったもんだな。己の脳内が無性に知りたい。 …あ、待て、ちょいともう一度眼鏡の話に戻させてくれ。 俺の願望、今度棗に眼鏡かけさせてみたい。 特に俺には眼鏡属性などはないのだが、…うん、彼女は何を装備させても似合うだろうしな。 寝てるときにでもつけさせてもらおう。 ついでに盗撮…いや、なんでもない。 危ない危ない。もう少しで檻の中で暮らすかも知れなかった。 自分の考える力に驚きだ。 ……あ、彼女に許可とればいいのか。 そうか。それだけのことか。 よし、日記書く直前ぐらいに実行しよう。  
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