第九話 運動会準備と俺

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そんな担任へのコードネームうんぬんを考えていれば、自然と時は進んでしまう。 気付いたら…朝の会だとかいう、いかにも中学生らしいネーミングのやつも終わろうとしている。 まぁ特に俺には関係ないんだけどさ。 ほら、朝の会なんて重要な話を聞く場でもないんだし。 ここは普通にスルーだろ。 そんでもって、授業なんかも俺には特に今のところは意味を持たない。 ほら、テストはまだ、ずっと先なんだし。 今くらい、遊んでても大丈夫だろ? 勉強なんて来年だ、来年から始めればいいんだ。 そんなわけで飛ばさせてもらおう。これ、異論は認めない。 どうせ授業なんて…、担任とか、(ryとかのその他大勢の教師たちの無駄知識を生徒たちに分け与えてるだけなんだからな。 俺の貴重な睡眠時間になってもらおう。 ふぅ、そんなわけでの昼休み。 話が飛びに飛びすぎ?気のせいだ。しょうがないさ、話の関係で。 昼休みと言えば…だ。もちろん寝る。 中学生までの意外に貴重な給食をたいらげ、昼休みを更に睡眠時間とするべく、窓辺にて、暖かな日差しを机に浴びせている。 あれ、かなり気持ちいいのよ。頬っぺたをぺた~って机に乗せるやつ。 あれだけで、一日三回はいい夢見れるね。 まぁ学校で夢なんか見たことないんだけど。 まぁ…そんなこんなで机に『ペた~』なわけだ。  
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