第二話 猫耳な彼女

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……侵入とはいっても、いきなりタライが降ってくるようなトラップはない。あるとすれば……男への誘惑だな。 えっと……ぱんてぃぱんてぃっと……。 痴漢な泥棒さんとかはこんなこと考えてたのかな……。おっと、俺は不審者じゃない。 ただちょっと『ぱんてぃ』と『お胸様ガード』と『萌える寝る時の衣服』を拝借するだけの健全な男の子だ。 探すこと数分。 さて、ブツも手に入れたし戻るか……。 てかこのぱんてぃじゃ勿体ないよな……。どうせ反発しないんだったらもっと過激な奴にしてもいいんじゃないのか? うひひひひ……。 ……俺はもっとタンスやクローゼットの中をあさり始めた。だってさぁ~……ネコミミにスケスケ……うふひふひへへ。 [善ノ俺]いや、あんなにも純粋で無垢なネコミミを汚す訳にはいかない。ここは普通のぱんてぃで……。 [悪ノ俺]いや、純粋で無垢な少女だからこそ今から俺色に染めあげてやるんじゃないのか? [善ノ俺]いやいや、彼女のようなあの汚れなき存在を汚すのは逆に勿体ないし……なにより国宝級の女の子だぜ? [悪ノ俺]いや、馬鹿をいえ俺!あんな萌える女の子がエロくなったら……もぅ萌えるなんてもんじゃないだろ? 萌え死にだよ、マジでさ。 くそ! どーする? どーすんのよ!? 俺! 続く……ってやりたいけどもさ、さっさと決めようかな。 もう今回はスケスケの方でいこうか。 もちろん『お胸様ガード』もな!? てかよく考えたらなんで母さんがこんなの持ってるんだ? とりあえずスケスケの方を持って彼女のところへと戻っていった。 うふひふへへひふへへ………ッウ、げほ、ぼほっ!  
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