第九話 運動会準備と俺

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そんでもって…はい。今こうして一人寂しくテレビと戯れているわけです。 だって…あれだよ?母さんに棗取られちまったら俺にはなんも残らない……。 はぁ、俺、なんつー悲しい人生送ってるんだ。 はぁ…畜生、母さんめ。 はぁ…『やきもち』…妬いてます、多分。一個210円(税込み)です。涙の味がするね、うん。 多分餅屋始めたら大繁盛だろうね。俺ら悲しい人間はすぐに食いつく…。 てか俺…母さんに嫉妬してもあんまり意味ないよな…。 何やってんのよ、俺。 風呂上がったらまた俺の元へ帰ってきてくれるさ、棗だったら! はぁ……。 何故かは知らんがため息が漏れる。さっきから恐ろしいぐらいにため息が漏れる。 はぁ……俺、末期だな。 俺はテレビの方から目を離し、とりあえず棗がいつもいる、テーブルの下へと潜り込む。 べ、別に棗を感じていたいわけじゃ……いや、なんでもない。 たまには心を休めるのも必要だってことさ。 早くあがんないかな…。あ、…しょうがない。作者クオリティ使うか。 …ページ変えます。 だって寂しいんだもん。俺、棗がいないと生きていけないんだもん。 ……悲しいな、俺。  
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