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さて、そんな母さんと棗、ついでに空気の俺での会話もある程度終わりをむかえ、棗にもちらほらとあくびが見られてきた。
ついでにいうと…、俺も母さんにツッコミを入れすぎて…かなり疲れた。
今日は俺も早く寝たい。
「…そろそろ寝るか?さすがに俺もなにかと今日は起きてるのつらいし」
「…そうね。今日は棗ちゃんは私と一一「それはさせません。さすがに寝るのは俺の部屋で…だ」
母さん、何を言い出すかと思えば…。さすがに一人占めし過ぎだ。
もともと棗は俺のものなのー。誰にも渡しはしないんだからー。
…別に俺は壊れたわけではない。眠いだけさ。いや、そうであってくれ。
そんなわけで、俺は棗に寝る仕度を指示、ついでに俺もな?
実はというと、母さん、俺共々に、パンとか食い摘んでました。
寝る前だってのにさ…、手が止まらないのよ。
ほら、話してると…なんか食いたくならない?
……ならないか。ただの俺ルールか。……というより、この小説自体が俺ルールな気が…いや、なんでもない。
さて、そんなわけで、仕度を終え、俺は母さんに「悲しく寝てろ」と愛の言葉を告げ、棗と一緒に俺の部屋へと向かった。
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