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とりあえず長々と準備すること約数時間。
カレーの準備…、あとは時間が経つだけ…というとこまでの段階に入った。
さすがに俺も昼から数時間経つとなると腹も減ってきたわ。
どうする?こういうとき。なんか食わなきゃ逆に胃の中が気持ち悪い。
……チョコチップパンでも食っておくか。
あ、ついでだから棗も起こしてくるかな。
彼女もさすがに腹が減ってると思うし。
この時間、そろそろ起きてもらわないと俺のメンタル面にはもちろん、多分彼女の機嫌にも支障が出る。
彼女の機嫌をキープしとくには物で釣るのが一番。
それなのに彼女が起きていない…。
これは一大事だ。一刻も早く棗とコミュニケーションをとらなければ。
そんでもってなんかを口に突っ込まなくては。
……なんか物凄い俺ルールな感じがするがそこはあえてスルーで。
作者クオリティがちょっと壊れたとでも思ってくれ。
俺はカレーの鍋の火を止め、キッチンをあとにした。そんでもって、彼女のいるヲタルームへと足を進めた。
棗…この時間まで寝ていられるとは…たいしたやつ。
俺だってそこまで寝てたことはないし…。第一彼女ってそんなにも寝不足なことしてたっけか?
それとも…えーと…、彼女って身体弱いのか?…いや、それはないか。
さて、そんなことを考えながらも実は俺はしっかり廊下を進み、部屋の前に到着。
つい数時間前もこの扉開けたんだけどさ…。やっぱり中に女の子がいるとなると…開けるの躊躇するよな。
これはもう男の運命だ。人間慣れるまでが辛抱とかっていうけど…、これだけは慣れちゃいけない気がする。
うん、男として。
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