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パジャマ! パジャマ!
……パジャマ属性……? なんかそれ妹属性の一種っぽいな……。
ま、とにかく……風呂あがりで悪いが、尻尾触ろう。
えっと? 今はだいたい9:30か。
後二回触れるんだったよな? 次はだいたい寝る前だな。
「尻尾触らして」
「…………こくっ……」
そういうと、彼女はこちらに歩みを進ませ、若干隣に腰を降ろし、尻尾をこちらに向けてきた。
尻尾……動かせるんだ……。
そんでもって、
やばい……。このフサフサ感はたまらない。
マジで普通の猫の尻尾なんだけど……人間サイズですわ。
さて、話を変えちまうが、ここらへんでさっきの逃げてきた理由でも聞こうか。
あ、それと何故この子にネコミミがついているのかも。
『ネコミミを家に泊めている』
これネミ友(ネミコン友達)に自慢出来るな。
いや、……秘密にしておこう。独り占めしよう。
「……さっき逃げてきたって言ったがどうしてなんだ?」
「…………忘れた」
……? 忘れた?
「じゃあネコミミのついてる理由は?」
「……知らない……」
なんかはぐらかされた?……まぁ話したくない事情ってのもあるだろう。
とりあえずもっと仲良くなってからもう一度聞いてみよう。
もう彼女は俺の手の中にあるんだ。
手放す? んなわけあるか!
「棗? じゃあ好きな食べ物は?」
「お魚……」
今、全く間がなかったな、おい。なんか積極的~。
「耳触ってもいい?」
「………………………………………………。」
あ、出た必殺沈黙拳。てか俺もこりないな~。
眠った時にいくらでもつっつけるのにな……。
……あ、セクハラじゃないわよ!? ちょ、ちょっとしたスキンシップなんだからね!?
……キャラ変えるとキモい通り越して気持ち悪いな。自重しよう。
さて、尻尾だ。今は尻尾を味わおう(変な意味じゃなくて)。……とりあえず尻尾を楽しもう。
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