第十一話 運動会と俺

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さて、いきなりなんだが……この状況。 もちろんのこと俺は今、ベッドの下の布団の中です、はい。 あ、先に断っておくが、前章に夜に寝たからって、“次の日”の朝になるわけじゃないぞ? こっちにだっていろいろと進行上都合があるんだ。 では、いきなりだがこれから俺の脳内会議に付き合ってもらおうか。 ……さて、今日はいつなのか。それは今のうちに説明しておきたいと思う。 普通ならば『あの』日曜日になっているはず。まぁ常識的に考えればそれが普通だろう。 だが、この小説スタイルは違うのよ。そこらへん、これからご理解いただきたい。 これ、作者クオリティ。 さて、今日は“運動会前日”の日曜日。前の章からは早くも約二週間が経っている。 つまり、運動会は明日の月曜日となっているわけだ。 うちの学校、変わってるよな。でも……何故か明日が運動会らしい。これ、リアルな話。 まぁとりあえず、簡単に言えば『時間を飛ばさせてもらった』ってことだ。 いきなりの時間設定に戸惑ってしまっただろうが……そこは先に謝っておこう。 じゃあそんなわけで、二週間のうちに何があったとかも含めて、回想に入りたいと思う。 もう少し俺の脳内会議に付き合ってくれよな。  
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