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そんなわけで、目が醒めた彼女とともに完食。腹の中のカレー達が踊りを踊ってるぜ。
片付け、今度は彼女も手伝ってくれた。
まぁ皿洗いまではさすがにしなかったけど。
今日は皿洗いはしなくてもいいのさ。
おやつの時間頃に帰ってくる母さんに任せるからな。
まぁそんなわけで、今からの時間は自由時間だ。……毎日がそれだったことは気にしないでくれ。
いつものようにテーブル横に向かい合うように座る俺と彼女。
ご飯後の今の時間、珍しく彼女が『でろて~ん』としていない。
どちらかというと、それに対しての俺がでろて~んとしていたい気分だ。
こういう日はひなたぼっことか散歩とかしたい気分だな。
調度よく、本日は晴天なり。
こういう日はそういうのにピッタリだ。
…………あ、
マジで散歩行ってくるか。棗を連れて。
彼女もこの頃は家に閉じ込めっきりだもんな。
気分転換だ気分転換。
上々な気分で運動会を迎えるとしよう。
もともとインドア派の俺なんだ。真昼時に外に出るなんて彼女がいなかったら奇跡なイベントだな。
「棗、暇に暇を重ねて暇々になってることだしさ、散歩でも行くか?」
「……こくっ……!」
散歩……という単語を聞いただけで彼女のネコミミが反応した。
……更には俺が言い終わった瞬間に大きく頷いた。
あ、帽子とかの準備が必要だよな。
俺の生活ルームだっけ? 置いてたの。
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