第二話 猫耳な彼女

19/20

4719人が本棚に入れています
本棚に追加
/558ページ
さてさて、飯も食ったことだし、風呂行ってくるか。彼女は……ほっといても大丈夫だろう。 ほら、テレビに夢中になってるみたいだし。 とりあえず俺は、生活ルームにある寝間着&下着などをとってきて、風呂場へと向かった……。 別に風呂場のことはカットしておいてもよかったんだけど……まぁ文字数も余っちまったから書いておこう。 風呂には……シャワーとバスタブとその他周辺器具が置いてある。うん、それだけだ。 てか棗……シャンプーとかの使い方は知ってたんだな。 テレビとかは使い方知らないのに……。 とにかく、頭をワシャワシャと洗い、体をゴシゴシとやってから、それをよ~く流して湯舟に浸かった。 …………あ。 ……腕ぐるぐる巻きなの忘れてた。 ……まぁいいか。 どうせすぐに治るだろう。浅い傷だ、……多分。 でもさ……確か切り傷にお湯を浸けると傷が開くんじゃなかったっけ? ……後でサランラップでも巻いておこう。 さて、ゆっくりとくつろいだ事だしそろそろあがるとしよう。……逆上せる前に上がるのが俺のモットーだからさ。 いや、普通か。 とりあえず拭き拭きし、さっき脱ぎ脱ぎした服と棗の服を脱衣所の洗濯機にほうり込んだ。 ……棗の服? 触っちゃったけど何か? 尻尾穴があることを確認し、納得してからほうり込んだけど何か? ……尻尾穴あいてたぜ、おい。 母さんのはあいてないけど大丈夫か? あ、きつい言ってたのはそっちの方かも知れないな、納得。 まぁあんまり長く裸だと風呂上がりでも風邪を引きそうなので、しっかりと服を着てから、テレビと戯れていると思われる彼女のもとへと向かった。  
/558ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4719人が本棚に入れています
本棚に追加