第四話 母さんと彼女

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とりあえず寝ぼけ眼な棗もテーブルから剥がし、その場に座らせた。 ただ、首が座っていないのは勘弁してやろう。 「……起きましょう。ほら、これくわえて!」 …別に性的な意味ではない。 …え?そんなこと聞いてない?これまた失礼っとな。 ちなみに、くわえさせたのは俺の魔法で時空転送して召喚した歯ブラシだ。決してきのこじゃないからな!? 「……………んぁ…?」 「とりあえずゴシゴシやっとけ」 何度もいっておくが俺のあれの話ではない。歯ブラシの話だ。 適当にそれを前後させる棗。何度もいうg(ry 俺も洗面所までいき、歯ブラシをくわえた。眠気にぎりぎり勝っている俺の意識。眠いったらありゃしない。 適当に(実際にはしっかりと)歯を磨いたあと、とりあえずヲタルームへと向かった。もちろん、歯磨きを終えた寝ぼけ眼の彼女を連れて。 すぐに彼女は部屋に入るとベッドに飛び付いた。…と同時にすぐに寝息をたて始めた。 はぁ……まぁ俺は床に布団でも敷いて寝るか…。 とりあえず俺の生活ルームの押し入れから魔法で布団を持ってきたあと、ベッドのすぐ傍に敷き、俺も横にならせてもらった。 魔法って…便利な扱い方だな。本当は実際に持ってきているのだが…、情景描写が面倒んでな。  
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