第五話 学校と俺

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  …という訳で無事に無限ループから抜けられた俺は、これまた無事に朝部活を終了させた。 え?他の部員数人の話?……適当にやってたんじゃないの?そこまで見てられるかっつーの。 ………無責任?…まぁそこは軽く否定しないで…。 とにかく、部活はこれにて終了だ。 とりあえずラケットを自分の鞄に片付け、体育館をあとにし、自分の教室へと向かった。 この教室に向かうまでの時間も疲れが溜まってくぜ。てか俺、どんだけ疲れやすいんだよ……。 歩いてますよ。 階段や廊下を進み、俺の教室についた。まぁ…ラケットとかの後片付けをしてから体育館から来たということもあり、俺っち卓球部はいつも最後の方に教室についている。 まぁぎりぎりで教室についているので宿題をだすのは…後だ後だ。 まずは寝るんだ。うん、寝るん――― 「お~い、作者~、宿題出てないよ~?」 クラスの宿題係だかなんだかの女子が俺の名前を呼んでいる。 いやだい!僕は寝るんだい!! 「ほら、出せや~。それとも忘れとして記入されたいのか~?」 朝から元気が良すぎるんだよ、宿題係かなんかの女子よ。 お前なんか名前をつける価値さえもないのだ。黙ってろ。 ………と言いたいところなんだが、宿題忘れとかにされるとなにかと面倒なので机から引っ張りだした。まぁ…始めからそうすればよかったのだが……。 俺は朝はテンションとノリが低いんだよ。 まぁ一応危機は去った。さて、……寝るか♪  
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