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教室に着くと、真っ先に机に突っ伏した。まぁ…次の授業までの休み時間はそう長くはないんだけどさ……。
それでも休みたいってのが男の定ってものだ。
はぁ~……学校って…暇だ。おっそろしく暇だ。暇過ぎて何が暇か分からなくなるくらい暇だ。とにかく暇だ。
大事なことだから二回言った。
……何故暇かって?
まず一つに授業がつまらないこと、そして俺のクラスには棗ほど可愛ゅい子はいないし、惚れ惚れするほど綺麗な子もいないからだ。
まぁ一応マドンナ?的な奴は一人いるが俺のタイプじゃない。つまり論外だ。
てか女の子の話ばっかりだな。俺ってこんな女ったらしだったっけ?
俺は誠実な二次元に生きる漢ではなかったか?
……まぁいいか。
寝るんだ。棗の夢見てやるんだ。夢の世界へと旅立つん――キーンコーンカーンコーン――。
チャイムが鳴ってしまった。……っち、あの(ryのせいでマジで寝れなかったじゃねぇか。
あいつこの作品から除外してやる。
……あ、こっちの話。
一時間目は……っち×2。(ryの授業じゃないか。寝てやる。あいつの話なんか聞いてられるか。
俺は授業開始直後から寝てやった。
え?成績?……この授業『道徳』だよ?
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