第五話 学校と俺

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……といろいろな妄想を軽く繰り広げ、今後のうへへ~♪な展開に期待する~というとこまで考えた時、ちょうどチャイムが鳴った。 まぁ…楽しみがまた一つ増えたからいっか♪ 今日は家に帰ったら買い出しとともに棗とお買い物だな。 ……いや、今日は学校帰りに買い出しは済ませて棗と行くだけにしよう。 ………ふふふ♪ …よし、そうと決まれば無駄な時間は寝るに限る…と言いたいところだが、残りの授業中の隙を見て…宿題を済ませちまおう。 ………ふふふふふふ♪ やべぇ、笑みが止まらねぇ…、他から見れば相当な変態様だな…、ちらちらとこちらを見てくる目線を感じるさ。 変人だと思われる…それだけは…なんとしてでも避けなくては! 一人ガッツポーズをする俺、…を見るクラスメートの一同。目立ってる?俺若干目立ってた? 「…作者…どうした?一人ガッツポーズとは…。頭のネジが外れたか?」 俺に問う男子A。…お前うるさい、少し黙っててくれ。 …と内心思う俺。口には絶対に出しませんよ。 「…あ、いや、なんでもないから。まぁ少し考えごとが表に出ただけ」 思ってもいない出まかせ(まんざら違ってもいないが)を言い、とりあえずは危ない状況はまのがれた。 ……顔や行動に出すのは少し厳禁だな……はぁ。  
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