第六話 買い物と彼女

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………というわけだ。早くも未知への扉が開かれた。 今だけは、宝石のように輝く彼女の瞳よりも、俺の目の方が輝いているにちがいない。 まぁ……お年頃の健全なる男の子なんだから仕方ないさ。 はい、興味津々の今日この頃です。 ……さて、まずは…彼女のオパーイを隠すものなんだけど……あ、彼女のお胸様のサイズか? ……見たところCになりかけB以上ってところだ。 大き過ぎず小さ過ぎず、まさにジャストオパーイだ。ぴったりお胸様だ。 まぁ…シンプルなものよりかは少しは女の子らしいものにした方がいいよな。 ……うん、彼女の社会的将来性を考えると。 絶対に普通に可愛いのにした方がいいと思うよ。 え?スポブラ?…例外だ。見た目萌えん。 まぁ…俺が選んでもいいんだけどさ…やっぱりこれは彼女の着用するやつだし、なによりも彼女に選ばせたい。 うん、人に頼ってばかりではいけないのだよ。 「……このなかに、気に入ったもの、好きなもの、興味があるものがあったら俺に言いなさい、以上!」 ちょっと無理があったな。分かってくれたやつ、心から感謝する。 そんなことより…彼女は…あれだ、その場に立ち止まってはいるが首は動いている。 一応言葉は通じたようだな。 さぁさっさと、しかし慎重に選びなさいな。 …いや、…棗さん、実のところ…あんまり高いのは選ばないで下さい。  
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