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絵里「加奈~ウチのクラスいい人全然いな~い。」
加奈「そんなこと言われても...。」
絵里「何!?そのリアクション?もうちょっと慰めの言葉とかかけてよ~。」
加奈「わかったわかった、きっといい人見つかるよ。頑張って。」
絵里「その心のこもってない言葉!ひょっとして加奈好きな人出来ちゃったの?(笑)」
加奈「やめてよ!そんな……。」
絵里「いるんだ~照れ屋だねぇ。付き合っちゃえば!?」
加奈「確かにいい人はみつけたよ。だけど私と付き合うとその人が不幸になっちゃうから。第一付き合ってくれないし。」
一瞬見せた加奈の悲しい表情。絵里は戸惑ってしまった。
絵里「……そうかなぁ。加奈だったら大丈夫だよ。高校生活まだ始まったばかり。これからだよ!」
絵里はなんとか言葉を発した。
加奈「うん。そうだね。私頑張る!」
絵里「うん!」
絵里はその時加奈の何かを感じたのだった。
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