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そんな事を考えてるうちに授業が終わっていた…。
空『未来!!かぁえろ… 海『鈴野さん…』
えっ?
そこには何時もよりクールな海人くん…
今朝の事もあってかなり意識してしまう…
海『今朝の事で話があるんだけど、今からいい?』
クール過ぎるくらいクールな海人くん
未『空は今からあたしとファミレス行くから無理なんだよね。
今日はお引き取り下さい』
何時もの未来からは想像もつかないくらいのドス声で嫌み混じりに海人君に言う未来
海『ァハハそっかぁ困ったな…
でも、ファミレスなんかよりこっちの話のが重要だから、来てくれない。鈴野さん』
こちらも嫌み混じりに返す
未『なっ…!!
悪いけどッ… 空『ちょっとまって!!』
思いっきりキレようとする未来の言葉を私が遮る。
空『ごめん。今日は先約があるから、ごめんなさい…』
海人君には悪いけど
今海人君とその話はしたくない…
海『…わかった。ごめんね?困らせちゃって』
海人くんが謝る必要はない。
なのに謝る海人くん。
空『海人くんは悪くないよ。謝らないで。ごめんね。行こ。未来。』
そういって教室を出た私。
『うっ…うん…』
といって未来はついて来た。
海人くんがやっぱりと言って困った顔をしていたことも知らずに…
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