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そんな楽しい日常で実奈(みな)や悠(はるか)達と一緒に夜中のピクニックを楽しんでいた時、
一緒に居た那都(なつ)がさり気なく言った一言。
…この一言が、
まさか私の運命を変えるなんて…
この時は思ってもみなかったんだ…
那『ねぇ、みんなさ、ペンダントの伝説聴いたこと有るよね?』
ペンダントの伝説?
なにそれ…?
聴いたことない…
都市伝説かなんかその辺の類だと思って一生懸命考えていた私は、
いつの間にか話題についていけていなかった…
空『ちょっ…!!なにそれ?あたし、話ついていってないんだけど…;』
那『…そっか、空は転校して来たばかりだから知らないか…
この村に昔から有る伝説だよ』
那都は笑顔でそう言った
悠『あのさ、話の途中で悪いんだけど、話戻していいかな?』
皆少し神妙な顔になった所で悠が話を遮るように言う
那『えー なによ悠~いいとこなのにぃ~』
悠『那都が調子乗りすぎなの。今は今度の打ち合わせが先』
重たい空気が嫌いな実奈が那都にふざけて加勢した
実『いや、悠が真面目なだけだと思う…(笑)』
那『あたしも思う!!実奈も良いこと言うじゃん』
悠『なぁつぅちゃぁん?どこがどう良いのかなぁ?悠よくわかんないやぁ?』
那『悠こわい………てか自分を名前で呼ぶのはそろそろ卒業……
いだだだだだだだだだ!!悠やめっ!!マジいだいっ!!』
こうして今日も短いピクニックは終わっていった…
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