プロローグ

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しばらくして千里がやって来た。残るはお調子者だけだ。 ドアをノックする音が聞こえてきた。 「うるせぇな。何だよ!」 ドアを開く。 お調子者がやって来た。 団員その四 海原 桔平(かいばら きっぺい)お調子者で馬鹿。クラスのムードメーカーでもありトラブルメーカーでもある。 「よし、全員揃ったしミーティング始めまーす。しばらくこんな感じが続くと思うけど、我慢しろ。明日は部活は無いから、ゆっくり休んでくれ。ミーティング終わり。解散!」 「おいおい、いくら何でも早すぎねぇ?パッーとしたの無いの?」 そう言ったのは桔平。 「もうすぐこの部活自体無くなるかもな。」 俺はそう言い残し、部室を後にした。
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