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「そう。
お前がプラークの神様を従えるなら俺はこのビィグ・サカナ・オブ・カツオを従える。
異論は認めん」
そういうと、カツオはバッグからシャトルを二つ取り出し一つをポールの側に置いた。
「やるか?ノックアップ?」
「おけおけー・・・・まずはドライブから」
それを聞きカツオはシャトルを畑中に打つ。
畑中はドライブが苦手。
カツオのタッチの速いドライブが苦手である。
しかし、何とか返すことが出来るまでには畑中も成長していた。
「ほぅ・・・・返し切れるか・・・・」
そのやり取りをたまたま見ていたB‐Wayの湊さんは小さくこう呟いていたという。
「わだけん・・・・なのか?」
その後、スマッシュの時に体育館の壁・床に穴が空いたのは言うまでもない。
それを偶然見ていた湊さんは小さくこう呟いていたという。
「おげは・・・・この四十年何をしてきたんだ?
おげは・・・・今おげらしく生きて行けているのか?
おげは・・・・おげは・・・・。
うわぁぁぁぁーーーっっ!!」
こうして湊さんがカツオ畑中ペアのコーチとなった。
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