プロローグ

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リナ「奈美を傷つけたよね、あんた?」 一応、確認。 オトコ「俺は…。」 リナ「二股ねぇ~。良い度胸じゃないか。」 私は指を鳴らす。 ナミ「里奈、やっぱりだめだよ、暴力は。」 オトコ「そうだよ、暴力はいけない。」 私が一歩前に出ると、男は一歩後に下がる。 リナ「顔が命だって?ホストじゃあるまいし。」 私の声がどんどん下がっていく。 オトコ「ごめんなさい。すいません。」 ナミ「もう良いよ、里奈。」 リナ「奈美がそう言うなら。」 男が泣きながら走って、屋上を後にした。
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