*二章*一目惚れの彼女

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*二章*一目惚れの彼女

 僕達が家からでて10分程経った。 だんだんと運紗の通う私立聖宮城野(せいみやきの)高等学校が見えて来た。 運紗は時々「待っててね、」 と言って何処かへ行ってしまうのは何度か有ったが、それも至って何時もどうりで、何も変わった事も無かった。 ――しかし、11分程絶つと、僕達には想定もしなかった事がおきた。      ……そう、彼女に出会ったのだ…!
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