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( ^ω^)「………図書室まで間に合うかお?」
一応、非常階段を使えば家庭科室、音楽室、図書室、情報室の何処にでも行ける。しかし見張りや待ち伏せが居る可能性も否めない。ブーンの目に花壇が目に入る。
( ^ω^)「………これを一応持っていくお。」
ブーンは朝顔の蔓を絡ませる為の棒を二本引き抜いて、そこに落ちていたビニールテープで巻いた。
( ^ω^)「…よし行くんだお!!!!」
階段をかけ上がる。カン、カン、カン、という音が単調に刻まれていく。
─PC室
( ´_ゝ`)「弟者、内藤が上がってくるぞ。」
(´< _`)「ふん、エモノまでしっかり携えてるみたいだな、兄者、俺が行こうか……?」
( ´_ゝ`)「いや、勿論に相手はブーンだからな、念には念をいれたいが…なに、エモノ使いなら良いのが居るさ。なぁ長岡?」
( ゜∀゜)「………ッ」
(´< _`)「ルールはルールだ。ちゃんと指示には従って貰うぜ?」
( ´_ゝ`)「4階…か。図書室だな。よし、弟者にジョルジュ長岡、何人かの尖兵を連れて行け。」
(´< _`)「彼方についたら俺の判断でやらしてもらうが良いな?」
( ´_ゝ`)「許可する。さぁ行ってこい。」
(´・ω・`)「………」
( ´_ゝ`)「先生いらっしゃったんですか。」
(´・ω・`)「流石兄弟らしいな、PCで学校の鯖に入って学校の監視カメラシステムを取るとはね。それら一つ一つを個々のPCに写し出す。そしてそれを教官用のPCで監視か。」
( ´_ゝ`)「まぁね、本気ですから俺らは。先生、ちゃんと約束は守って貰いますからね?」
(´・ω・`)「分かってる、分かってるって。ブーン達が逃げ切れなかったらちゃんとおまえらに奢るからな。」
( ´_ゝ`)「楽しみにしてますよ…先生。」
残り時間─35分。
逃避組生存者─2人。
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