第1話ー神頼みってあてにならない!?ー

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深呼吸でもしてみるか。 「すぅ~、はぁ~」 神経を研ぎ澄ませて、適度な緊張状態を維持する。 ちょっとしたよそ見だ。 ただ、それだけ。 それだけの事で、俺はトラックに跳ねられた。 どれだけの時間が経っただろう。解らない。 「いつまで現実逃避してんだ?」 誰かが何か言っている。 「いい加減に起きろよな?」 俺に言ってるのか?いや、そんなわけないか。 「いやいや、お前に言ってるからな。桐谷 悠」
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