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いや、別に物色されてどうこうって訳ではなく、下手に部屋内を荒されたら大変どころか、自我崩壊に成り兼ねない。
俺「で、一体何を?」
C「だから、君の部屋の詮索してただけだけど?」
俺「別にたいした物はないですけど」
軽く嘘をついた。だけど、先程の笑い方は怖かった。そしてCさんは、なぜかクローゼットの中を見始めた。(この中には、オタ系な物は一切入っておりません)そして、ある物を見つけた。
C「ふ、ふおおぉぉ!」
な、なんだ?また変な喋り方をしたのはスルーで
俺「な、なにがあったんですか!?」
C「こ、これはもしや……」
俺「もしや、なんですか?」
C「これはもしやブレザーって奴では!?」
あぁ、ただ単に制服を見つけただけか。だが、なぜ驚く必要があるんだ?
俺「あぁ、それ高校で着ていた制服ですけど」
C「ふ~ん」
俺「制服がどうかしましたか?」
Cさんは制服を持ったまま、なにか考えている。
C「………なさい」
俺「は?」
C「着なさい」
着なさいってその制服をですか?Cさんはよく見たら小刻みに震え、鼻血らしき赤い液体が鼻から垂れていた。
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